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ミノキシジルの外用薬の濃度ってどれくらいが良いの?おすすめの濃度とは

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ミノキシジルの外用薬の濃度ってどれくらいが良いの?おすすめの濃度とは

 

はじめまして。

ご覧いただきありがとうございます!

 

東京の育毛・発毛サロンで働く著者がお届けする【髪塾】です。

 

AGAの治療薬というと、いくつかの種類が挙げられますが、その中でも最も知名度があり、購入しやすいといった部分から、多くの方に使われているのがミノキシジルの外用薬です。

 

ドラッグストアなどでも、購入することが可能なので、とても身近に感じやすいという点も多くの方に使用される理由かもしれません。

 

そんなミノキシジルの外用薬ですが、実は製品によって含有濃度が異なることをご存知でしょうか?

 

そこで今回は、ミノキシジルの外用薬を使用する場合、何%の濃度がおすすめなのか。
という部分を男女別に詳しく解説していきます。

 

下記の動画でもミノキシジルの濃度について詳しく解説しておりますので、よろしければ併せてご覧ください↓

www.youtube.com

 

 

ミノキシジルって一体なに?

まず初めにミノキシジルというのは、商品名ではなく成分の名称です。

 

壮年性脱毛症(AGA)の患者に対して、発毛剤として「髪の毛を生やす」「脱毛を予防する」といった効果を厚生労働省によって認められた医薬品です。

 

ミノキシジルは、はじめは降圧剤治療の薬として開発されました。

そのため、血行を促進する効果があり、毛根にある毛乳頭細胞へ十分な栄養を届けることができます。

 

栄養がしっかり行き届くことで、毛母細胞を活性化し、髪の毛の発毛・育毛に繋がるのです。

 

種類としては、外側から塗布するミノキシジル外用薬と、非認可ではありますが、ミノキシジルタブレットと呼ばれる、内服タイプも存在します。

 

 

男女別ミノキシジル外用の推奨濃度

男性の場合

日本皮膚学会および国に認可されている濃度としては、最大5%が国内最大濃度とされています。

 

基本的にドラッグストアなどでも購入可能な1%から5%以内が推奨される濃度ですが、AGAの進行度や、患者の希望によって10%を超える濃度を処方するクリニックなども存在しますが、濃度が高ければ高いほど良いというわけではないです。

 

女性の場合

日本皮膚学会および国に認可されている濃度としては、最大1%が国内最大濃度とされています。

 

国内における、女性のミノキシジル外用薬の使用は、1%以内が推奨されています。

その理由としては、女性の脱毛症に対するミノキシジル臨床試験は、1%しか行われていないからです。

 

 

どれくらいで効果が出るのか?

ミノキシジルには、使用を始めてから4か月で約80%の方が効果を実感し始めた。というデータがあります。

 

また早い方だと、3か月ほどで変化がみられる方もいますが、基本的には4~6ヶ月の間でミノキシジルの効果を実感し始めるケースが多いです。

 

使用後1週間後から変化が出てくる!というようなイメージの方も多いと思いますが、ミノキシジルに限らず他の医薬品も含め、効果を実感しだすには時間が必要です。

 

今からミノキシジルの外用を使い始める方は、半年を目安にまずは継続して見ることをおすすめします。

 

 

ミノキシジル外用の副作用

ミノキシジルの外用薬の副作用としては、

  • 頭皮のかぶれ、赤み
  • 頭痛
  • めまい、動悸

などが挙げられます。

 

AGA医薬品の中でも、副作用としてはリスクの少ないものが多いという点も、使いやすさの1つかもしれません。

 

使用を始める際の濃度としては、なるべく低濃度のものから使用し、副作用を感じるかをまずは確認することがおすすめです

 

 

2%と5%どっちが効果的?

2002年にミノキシジルの外用薬の2%と5%を比較した臨床試験のデータがあり、

結果としては、5%を使用したグループの方が、頭頂部・前頭部の毛髪平均数の変化率が、優位に上回る結果となりました。

 

男性の頭頂部・前頭部の薄毛部分に対して、より効果を出すには、2%よりも5%が推奨されるという事になります。

 

しかし副作用のリスクに関しては、濃度が上がるため感じやすくなります。
元々肌が弱い方などは、2%の方が長期的に使用するという面では効果的ともいえます。

 

 

5%と10%どっちが効果的?

上記と同じ方法で、5%と10%を比較した場合どうなるか気になりますよね。

実際に行った臨床試験の結果としては、5%を使用したグループの方が、10%のグループを優位に上回る結果となりました。

 

副作用に関しても、10%のグループの方が、かぶれ・赤みを中心とした頭皮トラブルが多く出た結果となっています。

 

つまりミノキシジルの濃度を上げれば上げるほど、変化が起きやすいという事ではないということです。

 

 

使いやすさと副作用とのバランスが重要

実は、ミノキシジルの濃度が上がれば上がるほど、使用がしづらくなるというデメリットもよく挙げられます。

 

ミノキシジル外用を塗布する際に、少なからず髪の毛にも付着してしまうのですが、成分の特性上、髪の毛のべたつき・固まり・白化などの状態になりやすいのです。

 

濃度が高いほど、強く表れやすいため、特に朝の外出前などは使わなくなってしまう傾向になりやすいです。

 

ミノキシジルの濃度にばかり気を取られがちですが、最も重要なのは接触頻度です。
いくら濃度の高いものを使用しても、1日1回の使用では効果は出にくく、仮に5%のミノキシジルをしっかり朝晩の2回で使い続ける方が効果が出やすいと言えます。

 

濃度が高いほど、副作用も起きやすいので、濃度よりも使いやすさであったり、自分の肌に合う濃度を選び、長期的に使用していくことが最も重要です。

 

 

まとめ

今回はミノキシジルの濃度について詳しく解説いたしました。

 

ミノキシジルは、濃度をやみくもに上げれば良いわけではなく、自分自身の使用のしやすさや、副作用の出にくいもので、長期的に使用可能なものを選ぶことが重要だという事をご理解いただけたかと思います。

 

なるべく低濃度のものから使用していき、
男性であれば、ミノキシジル外用5%、女性であればミノキシジル外用1%を目安に長期的に様子を見ながら使用していくことをおすすめします。

 

もし頭皮環境の荒れなどを感じた場合は、無理に使用せず、専門医への相談を受けるようにしましょう。

 

なるべく安全な方法で、薄毛改善を目指しましょう!!

 

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